ADA Flanger Reissue (2010-/正規輸入品)の買取ならアンコールズへ！

オリジナルADA Flangerの圧倒的な評価

• オリジナルADA Flangerは、その独特のジェットサウンドと、他のフランジャーとは一線を画す強烈な効果で、多くのギタリストから絶大な支持を得ています。「フランジャーの王様」と称されることもあるほどです。
• Pat Traversをはじめとする著名ギタリストの使用も、その名声を高める要因となりました。
• オリジナルは生産完了しており、状態の良い個体は非常に高価で取引されています。このオリジナルへの憧れや需要が、リイシュー版全体の価値を底上げしています。

創業者David Tarnowskiの関与

• 2010年のリイシューも、ADAの創業者でありオリジナルFlangerの設計者でもあるDavid Tarnowskiが監修しています。
• 回路設計の再現はもちろんのこと、パーツ選定などにもこだわり、オリジナルサウンドの再現に尽力しています。開発者本人が深く関わっている点は、音質にこだわるプレイヤーにとって大きな魅力となり、高価買取に繋がっています。

過去のリイシューからの改良点

• 1995年のリイシュー版と比較して、2010年版ではいくつかの改良が加えられています。例えば、電源がACアダプター方式に変更されたり、内部回路のレイアウトが変更されたりしています。これらの変更は、必ずしも音質に大きな影響を与えるものではありませんが、現代のニーズに合わせた改良として評価されています。
• また、一部の個体では、オリジナルで使用されていたPanasonic製のBBD（遅延素子）に近い特性を持つとされるBBDが使用されている場合もあり、これが音質に影響を与えている可能性も指摘されています。

比較的新しいリイシューであること

• 1995年版と比べると、2010年版は比較的新しい年代のリイシューです。そのため、経年変化によるパーツの劣化などが少ない個体が多い傾向にあります。
• 状態の良い個体を見つけやすいという点は、購入者にとってメリットとなり、中古市場での需要を高める要因となります。

生産完了品であること

• 2010年版も現在は生産完了しています。限定生産であったかどうかは定かではありませんが、新品で購入することができないという事実は、中古市場での価格を押し上げる要因となります。

状態の良い個体の希少性

• これは全ての中古品に共通することですが、状態の良い個体は希少価値が高くなります。特に、目立つ傷や汚れがなく、動作に問題がない個体は、高値で取引される傾向にあります。

ADA Flanger Reissue(2010-)のスペック

ADA Flanger Reissue 2010は、1978年登場のオリジナルADA Flangerの復刻版であり、特に2010年に製造されたモデルは中古市場で高く評価されています。公式に詳細なスペックが網羅的に公開されているわけではありませんが、現存する情報や実機、レビューなどを総合的に判断し、ADA Flanger Reissue 2010のスペックを以下にまとめます。

基本情報

• タイプ: フランジャー
• 回路: アナログ
• コントロール:
  • Manual (ディレイタイムの中心周波数設定)
  • Range (フランジングの深さ)
  • Speed (フランジングの速度)
  • Enhance (フィードバック/レゾナンスの調整)
  • Threshold (ノイズゲートの閾値)
  • Harmonics (倍音の選択: Even/Odd)
• スイッチ:
  • Bypass (フットスイッチ)
  • Overdrive (フットスイッチ – 一部の個体のみ)
• 端子:
  • Input
  • Output
  • Control (エクスプレッションペダル接続用)
• 電源: ACアダプター (100V 日本国内仕様)
• サイズ: 約165mm x 140mm x 70mm (実測値に基づきます。多少の誤差がある可能性があります。)
• 重量: 約1.1kg (実測値に基づきます。多少の誤差がある可能性があります。)

主要スペック・特徴

• BBD (遅延素子): Panasonic製MN3010またはそれに近い特性を持つBBDが使用されている可能性が高いです。ただし、必ずしも全ての個体でMN3010が使用されているとは限りません。この点が1995年版との大きな違いの一つです。
• 最大ディレイタイム: 約14ms (推測値)
• 最小ディレイタイム: 約0.4ms (推測値)
• 最大スウィープ速度: 約0.1秒 (10Hz) (推測値)
• 最小スウィープ速度: 約25秒 (0.04Hz) (推測値)
• 入力インピーダンス: 約0.5MΩ (推測値)
• 出力インピーダンス: 約2kΩ (推測値)
• Harmonicsスイッチ: 偶数次倍音(Even)と奇数次倍音(Odd)を選択可能。Evenは低域を強調し中域を抑え、Oddは中域を強調します。
• Enhanceコントロール: フィードバック量を調整し、フランジングの強さやジェットサウンドの強弱を調整します。右に回すほど効果が強くなります。
• エクスプレッションペダル対応: Control端子にエクスプレッションペダルを接続することで、Manualコントロールをリアルタイムに操作できます。
• トゥルーバイパス: バイパス時の音質劣化を防ぎます。
• 電源方式の変更: 1995年版とは異なり、ACアダプター駆動に変更されています。

2010年製リイシューの特徴

• 改良された回路: 過去のリイシュー版から回路が改良されている可能性があります。
• 比較的新しい年代: 1995年版と比べると比較的新しい年代のため、経年劣化が少ない個体が多い傾向にあります。
• ACアダプター駆動: 電源方式がACアダプター駆動に変更されています。