Gibson 67’Flying V

今回はアンコールズ店頭でお買取りさせていただいた「Gibson 67’Flying V」をご紹介させていただきます。

Gibson 67’Flying Vは、1958年に革新的なデザインの「モダニスティック・ギター」として登場しましたが、当時は時代を先取りしすぎたため短命に終わりました。その後、1967年に再生産されたモデルが人気を博し、そのモデルを元に生産された「67’Flying V」です

本モデルは、ボディおよびネックにはマホガニー材を使用。マホガニーならではの豊かで甘いミッドレンジと、粘りのあるサウンドを実現しています。

ピックアップにはハイパワータイプのハムバッカーを搭載。クラシカルなドライブサウンドからハードロックに至るまで、幅広いジャンルに対応可能な、使い勝手の良い安定したサウンドが魅力です。

攻撃的なルックスとは裏腹に、マホガニー材による甘く軽快なトーンも兼ね備えており、ハムバッカーとの組み合わせにより、クラシックロックからハイゲインなハードロックまで、多彩な表現が可能です。

こちらの個体は1993年製で、山野楽器が代理店契約を結んでいた2007年以前のGibsonとして、非常に人気の高い年代の一本です。特に1990年代のGibsonは、良質な木材が豊富に使われていたとされ、サウンド・品質ともに高い評価を得ています。現在でも中古市場での人気は根強く、安定した需要があります。

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