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ギターエフェクターのラインセレクターとは?ABボックス・スイッチャーとの違い

2026.06.26

2026.06.26

査定コンシェルジュAry

「encores」のAry(アリー)です。
アコギ歴20年越え!
ローズウッドの香りが大好物で、よくサウンドホールに顔を埋めております。

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「サビ前で歪みとディレイを同時に踏みたいのに間に合わない」「エフェクターを繋いだときに音痩せやノイズが気になる」。このような悩みは、エフェクターが増えてくるとよくあることです。

そんな時は「ラインセレクター」を使うことで、複数のエフェクターを一括でコントロールでき、サウンドの劣化も防げます。選ぶ時はお手持ちのエフェクターとループ数(系統数)が合っているのかを確認しましょう。

本記事では、ラインセレクターの役割や選び方、おすすめのモデルを紹介します。スイッチャーやABボックスとの違いといった疑問もあわせてご覧ください。

ラインセレクターとは

ラインセレクターは、ギターやベースの音声信号の経路をフットスイッチで切り替えるための機材です。
ペダルボード内で複数のエフェクターを一括で操作できるだけでなく、異なるアンプへ出力を切り替える際にも役立ちます。

また、直列につないだペダルによる音痩せやノイズを防止し、演奏中のスイッチングミスを減らすのにも効果的です。

ラインセレクターの選び方

ラインセレクターを選ぶ際は次のポイントをチェックしてみてください。

  • ループ数(系統数)
  • バッファーの有無
  • MIDI機能の有無
  • その他機能
  • サイズ

ループ数(系統数)で選ぶ

接続したい機材の数や切り替えたいパターンに応じて選ぶ方法です。 特定のエフェクター群を一括でオン・オフする用途であれば、1ループのモデルで十分でしょう。

一方、歪み系と空間系のラインを瞬時に切り替えるなど、2つ以上の異なる組み合わせを制御したい場合は、2ループ以上の多系統モデルが必要となります。 ボードの将来的な拡張性も考慮して選ぶと失敗しにくいです。

バッファーの有無で選ぶ

音の変化を極力排除したい場合は、トゥルーバイパス仕様がおすすめです。一方、長いケーブルを使用する際や接続エフェクターが多い環境では、バッファーを内蔵したモデルを選ぶと、高音域の劣化やノイズを軽減できます。

すでに優秀な単体バッファーを最前段に配置しているなら、バッファーなしのモデルを選んでも問題ありません。

MIDI機能の有無で選ぶ

複数のデジタルペダルやマルチエフェクターを導入しているのであれば、MIDI機能の有無もチェックしてみてください。MIDI機能があれば、外部コントローラーを通じて、ループのON/OFFを遠隔で制御できます。

ほかにも空間系ペダルのプリセット切り替えとラインセレクターの回路切り替えを同期した複雑な音色チェンジも可能です。現在必要なくても、将来的にシステムを大規模化・自動化したいのであれば、あわせて確認してみてください。

その他機能で選ぶ

利便性を重視するなら、その他の機能にも注目してみてください。たとえば、レベルコントロール機能があれば、ループのオン時に生じる音量変化も手元で微調整可能です。

また、2台のアンプへ同時出力する際に低音が減少するのを防ぐには、位相反転スイッチが役立ちます。

サイズで選ぶ

限られたスペースを有効活用するため、筐体のサイズと端子のレイアウトも重要です。エフェクターボードの空きスペースが狭い場合は、幅約50mm程度のミニサイズが適しています。

演奏中の踏み間違いを防ぎたい場合は、標準的なサイズ(幅約70mm)が操作しやすくおすすめです。プラグを挿すジャックが上面にあるか側面にあるかによっても必要な配線スペースが変わるため、気になる人は事前に確認してみてください。

おすすめのラインセレクター7選

アンコールズが選ぶおすすめラインセレクター機能を持つ機材を7つ紹介します。

JHS Pedals Switchback


引用:JHS Pedals Switchback ループスイッチャー – JHS Pedals エフェクター

コンパクトながら1系統のイン/アウトと2系統のセンド/リターンを備えており、本体のトグルスイッチや別売の外部スイッチ(Red Remote)で瞬時にループを切り替えられます。 100%トゥルーバイパス仕様のため、オフ時の音質への影響もありません。

「2つのエフェクトループの瞬時の切替」「単一ループのON/OFF」「2台のアンプへ出力するA/Bボックス」「アンプのチャンネル切替」など、5つの使い方が可能です。

ループ数 2系統
機能 A/B トゥルー・バイパスルーパー、シングル トゥルー・バイパスルーパー、A/Bボックス、アンプインプット・セレクター、エフェクトループ A/B、リモートコントロール対応、100%トゥルーバイパス
サイズ 115Dx65Wx45H mm
価格 20,900円(税込み)

※2026年6月現在

One Control Minimal Series 1 Loop Box


引用:One Control Minimal Series 1 Loop Box – OneControl

ペダルボードの隙間に収まる極小サイズで、エフェクトループのON/OFF切り替えだけでなく、接続端子の使い方を変えることで「A/Bボックス」「複数の楽器のインプットセレクター」「ミュートスイッチ」としても多目的に活躍します。

また、機械式スイッチによるトゥルーバイパス仕様で音質劣化を防止。完全パッシブ回路のため、スイッチャー機能そのものに電源は不要です(LED点灯時のみ9Vが必要)。

ループ数 1系統
機能 エフェクトループ、A/Bボックス、インプットセレクター、ミュートスイッチ、機械式トゥルーバイパス、パッシブ駆動対応
サイズ 101Dx54Wx48H mm
※突起含む
価格 5,280円(税込み)

※2026年6月現在

BOSS LS-2


引用:BOSS – LS-2 | Line Selector

多彩なルーティングを集中コントロールできる多機能なラインセレクターです。 最大の魅力はAとBの2系統のライン出力を個別に調整できる点で、ソロとバッキングの音量切り替えや、複数のアンプの切り替えなど幅広く活躍します。

ライン・セレクト・モードは6種類搭載しており、機材環境に応じた柔軟なシステム構築が可能です。また、ほかのコンパクトペダルへの電源供給機能も備えています。

ループ数 2系統
機能 6種類のライン・セレクト・モード、独立したレベル調整、パワーサプライ機能、マルチな接続に対応
サイズ 129Dx73Wx59H mm
価格 16,500円(税込み)

※2026年6月現在

Free The Tone LB-2


引用:LB-2|Products 商品紹介|Free The Tone

LB-2は、サウンドシステムの拡張用に開発された多機能なループボックスです。 完全に独立した2系統のセパレートループを搭載しており、同社のスイッチャー「ARCシリーズ」のループを2つ増設する際に重宝します。

内部がセパレート構成になっているため、結線を変えることで「エフェクトループ」「入出力セレクター」「アンプのセンドリターン用」「ステレオループ」「ミュートボックス」など6通りの使い方が可能です。

ループ数 2
機能 ループの増設対応、6通りのルーティング、リモートコントロール対応
サイズ 59Dx145Wx49H mm
※突起を含む
価格 28,600円(税込み)

※2026年6月現在

Radial BigShot EFX


引用:Radial Engineering(ラジアル・ラディアル) エフェクトループスイッチャー BigShot EFX – 株式会社エレクトリ

BigShot EFXは、トゥルーバイパス仕様で2系統の独立したエフェクトループを備えています。 複数のペダルを1回の操作でまとめて操作でき、各ループは個別または同時(直列)に使用可能です。

未使用時の音質劣化を防ぎ、ノイズの多いペダルを回路から切り離せるほか、ループ2を利用したミュート機能やグランドリフト機能も搭載する実用性の高い一台です。

ループ数 2系統
機能 2系統の独立エフェクトループ、100%トゥルーバイパス、ミュート機能、LEDインジケーター
サイズ 99Dx91.4Wx50.8H mm
価格 35,800円(税込み)

※2026年6月現在

One Control Chamaeleo Tail Loop MKIII


引用:One Control Chamaeleo Tail Loop MKIII – OneControl

「Chamaeleo Tail Loop MKIII」は、コンパクトながら多機能な5ループのプログラマブルスイッチャーです。 最大50通りのプログラムを保存でき、複雑なペダル管理を一発で切り替えられます。

4つのシリーズループに加え、アンプのチャンネル切り替えなどにも使える独立ループを1つ搭載。 音質劣化を防ぐ高品位なバッファーや、最大6台に給電できるパワーサプライ機能も備えています。

ループ数 5系統
機能 プログラマブル機能、セパレートループ、ダイレクトモード、高品位BJF Buffer搭載、ミュート/チューナーアウト
サイズ 63Dx440Wx54H mm
※突起含む
価格 30,800円(税込み)

※2026年6月現在

BOSS MS-3


引用:BOSS – MS-3 | Multi Effects Switcher

BOSSの「MS-3」は、マルチエフェクターとスイッチャーを融合させたエフェクターです。手持ちのコンパクトペダルにも接続でき、112種類もの高品質な内蔵エフェクト(最大6系統同時使用)とシームレスに組み合わせた高度な音作りが可能です。

また、アンプのチャンネル切り替えやMIDI制御もサポートし、システムの中枢として機能します。多機能ながら小型・軽量で、ボードの省スペース化に大きく貢献する一台です。

ループ数 3系統
機能 ハイブリッド・システム、内蔵エフェクト搭載、パッチ・モード、ダイレクト・モード、外部機器のコントロール対応、MIDI制御対応、USB端子搭載
サイズ 97Dx246Wx68H mm
価格 49,500円(税込み)

※2026年6月現在

ラインセレクターに関するよくある質問

ラインセレクターの導入を検討する際、多くのプレイヤーが抱く代表的な疑問とその回答をまとめました。

ラインセレクターの使い方は?

一般的な使い方は、センド(SEND)とリターン(RETURN)の端子を利用したエフェクトループの構築です。 特定の歪みペダルや空間系エフェクターをループ内に接続し、セレクターのスイッチを踏むだけで、登録したエフェクター群を同時にオン・オフできます。
また、下記のような入出力を切り替える用途にも対応可能です。

  • ギターの切り替え:2本の異なるギターをインプットに接続し、1台のアンプへ送る信号を切り替える
  • アンプの切り替え:1本のギターから、クリーン用と歪み用の2台のアンプへ出力を切り替える

ラインセレクターとスイッチャーの違いは?

ラインセレクターはスイッチャーの一種ですが、ペダルボードを組む上では、以下のように扱えるエフェクトの数や規模で区別されるのが一般的です。

  • ラインセレクター(1〜2系統):少数のエフェクター群(例:歪み用と空間系)を丸ごと入れ替えたり、AラインとBラインの音量を個別に調整したりといった、シンプルかつ変則的なルーティングに向いています。
  • ループスイッチャー(3系統〜多系統):エフェクターを1台ずつ個別のループに接続し、足元のスイッチで集中管理するための機材です。さらに、複数の組み合わせを一発で呼び出せる「プログラマブル・スイッチャー」など、システムの大規模な一括制御に特化しています。

複雑なプログラムは不要で、2つのエフェクトグループを交互に切り替えたい、といったシンプルな用途であれば「ラインセレクター」が最適です。
おすすめスイッチャー(ギターエフェクター)10選!選び方や使い方

ラインセレクターとABボックスの違いは?

主な違いは、エフェクト用のループ(SEND/RETURN端子)や音量調整機能があるかどうかです。

  • ABボックス:1つの入力をAかBのどちらかに出力する「切り替え」に特化したシンプルな機材です。センド/リターン端子がないため、基本的にはエフェクトのループを作ることができません。
  • ラインセレクター:ABボックスのように道を切り替える機能(アンプやギターの切り替え)に加え、エフェクターを挟み込むための専用端子(SEND/RETURN)があったり、AとBの音量を個別に調整できたりします。

音量調整も不要で、ただ単純に「アンプ2台を切り替えたい」「ギター2本を持ち替えたい」だけならABボックスがおすすめです。

一方、エフェクトループを作って音量を整えたり、より柔軟なルーティングを行ったりしたいなら、ラインセレクターが向いています。

ラインセレクターの買取はアンコールズへ!

ラインセレクターを使用することで、複数のエフェクターを一括で操作できます。選ぶ際は手持ちのエフェクターを確認したうえで、ループ数やMIDI機能の有無、サイズなどをチェックしてみてください。

ペダルボードの再構築や機材の整理に伴い、使用しなくなったラインセレクターやエフェクターがある場合は、楽器買取専門のアンコールズをご利用ください。

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