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ジャンクションボックス(エフェクター)おすすめ6選!使い方や選び方

2025.11.27

2025.11.27

査定コンシェルジュAry

「encores」のAry(アリー)です。
アコギ歴20年越え!
ローズウッドの香りが大好物で、よくサウンドホールに顔を埋めております。

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ジャンクションボックスは、複数のエフェクターをまとめて接続、切り替えができる装置です。配線を効率化することでトラブル防止やセッティングの効率化に役立ちます。

ジャンクションボックスの導入を検討しているのなら、自分の使用環境を確認したうえで、端子の数や機能性をチェックしましょう。サイズや価格も意識すると自分に合ったジャンクションボックスを見つけやすくなります。

今回はジャンクションボックスの選び方や使い方、おすすめの機種を6つ紹介します。

ジャンクションボックスとは

引用:One Control Minimal Series Pedal Board Junction Box with BJF Buffer – OneControl

ジャンクションボックスは、複数のエフェクターやアンプ、チューナーなどを効率的に接続・切り替えできるハブ的な役割を持つ機器です。ペダルボードの配線をシンプルに保ち、信号の流れを整理することで、ノイズの軽減やトラブル防止の効果があります。

一般的なジャンクションボックスには、「IN」「OUT」「SEND」「RETURN」といった複数の端子が備わっているのがほとんどです。それによりエフェクトループの構築やアンプのチャンネル切り替えをスムーズに行えます。

ジャンクションボックスを導入することで、ケーブルの抜き差しを最小限に抑えられるため、ライブやリハーサル時の設置・撤収作業を効率化できるメリットがあります。

ジャンクションボックスの選び方

ジャンクションボックスを選ぶ際は下記のポイントを意識してみてください。

  • 入出力端子の数・種類
  • サイズ・端子の向き
  • 機能性
  • 価格

入出力端子の数・種類

ジャンクションボックス選びでまず見るべきは、端子(IN/OUT、SEND/RETURN、ステレオ/モノラル、MIDIなど)が自分の機材構成に合っているかどうかです。

たとえば、「IN/OUT」「SEND/RETURN」「ステレオ/モノラル」「MIDI」など、対応端子の種類はモデルによって異なります。

楽器からペダルボードを経由してアンプへ接続する、基本的な配線構成であれば「2 in/2 out」のモデルで十分でしょう。

一方、アンプのセンド/リターン端子を使う4ケーブルメソッドや外部機器とのトリガー連動、MIDI信号を使った制御などより複雑な接続を行う場合は、「4 in/4 out」「TRSステレオ端子」「MIDI端子」などの有無もチェックしておくと安心です。

サイズ・端子の向き

ジャンクションボックスは、基本的にペダルボードに固定して使用するため、本体のサイズや端子の向き、設置性も重要なポイントです。

とくに、ペダルボードの端や角に設置する場合は、端子の向きによって、ケーブルの挿しやすさが大きく変わります。スペースに限りがある場合は、筐体上面に端子が配置されているとペダルボードの縁と干渉せず接続しやすいでしょう。

機能性

従来のジャンクションボックスは、複数の端子をひとまとめにするだけのシンプルな機器でした。しかし最近では、
バッファー回路や位相反転スイッチ、チューナーアウト、電源供給機能などを備えた多機能なモデルもあります。

たとえば、バッファー回路を内蔵したモデルは、信号劣化を防止できるため、長いケーブルや多数のエフェクターを使用する際に効果的です。

また、位相反転スイッチは、アンサンブルの中で「音が埋もれてしまう」と感じる場面で、音の抜けに改善に役立ちます。

価格

安価なジャンクションボックスは、構造がシンプルで端子数や機能性も限られていますが、必要最低限の用途には十分対応可能です。

一方で、将来的に機材を増設する予定がある場合やライブなど頻繁に持ち運んで使用する場合は、耐久性や機能性、音質に優れた上位モデルを選ぶと、長期的に高い満足感が得られます。

ただし、「価格が高い=万能」というわけではありません。大切なのは自分の使用環境を踏まえて、必要な機能と価格とのバランスを見極めることです。ペダルボードの規模や接続機器、ライブ用途かスタジオ用途を確認したうえで、それに合った価格帯のモデルを選びましょう。

ジャンクションボックスの使い方

ジャンクションボックスの使い方はとてもシンプルです。ギターからのシールドを「IN」に、端子に、アンプへ送るケーブルを「OUT」端子に接続するだけで基本的な準備が整います

ペダルボード内部は「IN」から最初のエフェクターに接続し、最後のエフェクターから「OUT」に戻します。

このようにつなげておけば、ライブやリハーサル時は、ジャンクションボックスの「IN」と「OUT」の2本のケーブルを抜き差しするだけで迅速にセットアップや撤収が可能です。

おすすめのジャンクションボックス6選

ここではアンコールズでおすすめのジャンクションボックスを6つ紹介します。

Effects Bakery Curry Bread Junction Box

引用:Effects Bakery Curry Bread Junction Box

ペダルボードの入出力をすっきり整理できるコンパクトなジャンクションボックスです。シンプルな2 in/2 out構成を採用しており、複数のエフェクターや長いケーブルによって発生しやすいノイズや音質劣化を軽減します。

省スペース設計のため、ボード上でも場所を取らずに設置でき、ライブやスタジオでのセッティングもスムーズです。値段もリーズナブルで、初めてジャンクションボックスを導入する方にもおすすめです。

名称 Effects Bakery Curry Bread Junction Box
価格 4,070円(税込み)

One Control MS PB Junction Box w BJF Buffer

引用:One Control Minimal Series Pedal Board Junction Box with BJF Buffer – OneControl

ペダルボードの入出力を集約しながら、BJF設計による高品位なバッファー回路を内蔵した多機能モデルです。

入力インピーダンス500kΩ/出力インピーダンス60Ωという設計により、信号の劣化を防ぎ、原音の明瞭さやダイナミクスをキープできます。ゲインは1倍で、音色に影響を与えず、ノイズも最小限に抑えられているのが特長です。

名称 One Control MS PB Junction Box w BJF Buffer
価格 4,620円(税込み)

One Control Minimal Series Pedal Board Junction Box 4M

引用:One Control Minimal Series Pedal Board Junction Box 4M – OneControl

モノラル/ステレオ端子に加えてMIDI入出力も備えた多機能ジャンクションボックスです。ペダルボード上の配線を整理し、ケーブルの接続・切り替えをスムーズに行えるため、セットアップの手間を大幅に軽減できます。

信号を変化させないパッシブ設計を採用することで、音質への影響を最小限に抑えながら、ノイズの少ない安定した接続環境を実現。コンパクトで軽量なため、どんなボードにも組み込みやすい一台です。

名称 One Control Minimal Series Pedal Board Junction Box 4M
価格 6,930円(税込み)

Limetone Audio JCB-2S

引用:JCB-2S | Limetone Audio

「JCB-2S」は、ペダルボード内外の信号を高音質で結ぶジャンクションボックスです。内部配線にはハンドワイヤリング方式が採用されており、信号ロスを極限まで抑えることで、クリアで安定した音質を実現。

各端子のグランドを独立させることで、グランドループに起因するノイズの発生を防ぎ、ペダルボードの入出力を効率的に整理できるだけでなく、音響トラブルの予防にも効果的です。

名称 Limetone Audio JCB-2S
価格 9,900円(税込み)

Limetone Audio irodori nest

Limetone Audio irodori nest

引用:irodori nest | Limetone Audio

「irodori nest」は、バッファー機能を内蔵した4系統対応のシグナルジャンクションボックスです。入力部には、同社の「irodori」シリーズで採用されている高品位バッファー回路を搭載。信号劣化を防ぎつつ、クリアな音質を維持します。

内部スイッチにより「vivid(透明感重視)」と「mellow(温かみ重視)」という2種類の出音キャラクターを選択できるのも特徴です。電源をオフにすればトゥルーバイパス仕様に切り替わり、パッシブのジャンクションボックスとしても使用可能です。

名称 Limetone Audio irodori nest
価格 28,600円(税込み)

PROVIDENCE DUAL VITALIZED ROUTING INTERFACE DVI-1M

PROVIDENCE DUAL VITALIZED ROUTING INTERFACE DVI-1M

引用:PROVIDENCE | ROUTING STATION

「DVI-1M」は、ライブやスタジオでの信頼性を重視した高品質なジャンクションボックスです。入力部とリターン部には、同社独自の「Vitalizer」回路を搭載しており、信号をローインピーダンス化することで、長いケーブルや複数エフェクターの接続による音質劣化を防ぎます。

特に高域成分の損失を抑えることで、原音に忠実なクリアなサウンドを維持。出力の分岐整理機能やミュートスイッチも備えられており、ノイズ対策はもちろん、演奏中の出力切り替え操作もスムーズです。

名称 PROVIDENCE DUAL VITALIZED ROUTING INTERFACE DVI-1M
価格

ジャンクションボックスのよくある質問

ジャンクションボックスに関する質問とその解答を見ていきましょう。

ジャンクションボックスとバッファーの違いは?

ジャンクションボックスとバッファーはどちらもギターの信号経路に関わる機材ですが、役割は大きく異なります。

ジャンクションボックスは、主にペダルボード内の配線を整理し、信号の入出力を一元管理するための装置です。ケーブル接続を簡略化することで、ノイズや断線といったトラブルを防ぎ、セットアップやメンテナンスをスムーズにする効果があります。

一方、バッファーは信号の劣化を防ぐために設計された電子回路です。長いシールドケーブルや多くのエフェクターを通すことで失われがちな高域成分を補い、原音に近いトーンを維持するというサウンド面での役割を担います。

>>バッファー(ギターエフェクター)おすすめ10選!選び方や使い方

ジャンクションボックスは自作できる?

ジャンクションボックスは構造が比較的シンプルなため、はんだ付けの技術や基本的な配線知識があれば自作可能です。

自作することで、用途に合わせて入出力端子の数や配置を自由に設計できるメリットがあります。ペダルボードのサイズや接続スタイルに合わせてカスタマイズできるのも市販品にはない魅力です。

ただし、自作にはノイズ対策が必要で配線ミスによるトラブルの可能性もあります。不安な方は最初から製品を購入したほうが安心です。

まとめ

ジャンクションボックスを使うことで配線を一元管理でき、ライブやスタジオでのセットアップもスムーズに行えます。ジャンクボックスを選ぶ際は、端子の数やサイズ、機能性に注目しましょう。

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