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エレキギターの歪み系エフェクター6選!歪みの種類や選び方も解説

2025.06.26

2025.06.26

査定コンシェルジュAry

「encores」のAry(アリー)です。
アコギ歴20年越え!
ローズウッドの香りが大好物で、よくサウンドホールに顔を埋めております。

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歪みとは、ギターアンプの音量を上げすぎたときに発生する「ギューン」とした荒々しいサウンドを指します。

その魅力的な音色から、ロックミュージックを中心にエレキギターの定番の音として使用されるようになりました。「歪みだけをコントロールできる装置」として開発されたのが、歪み系エフェクターです。

歪み系エフェクターにはいくつか種類があり、それぞれ最適なジャンルが異なります。歪み系エフェクターを探しているのなら、どんな種類があるのか確認しておきましょう。
今回は歪み系エフェクターの種類や選び方、おすすめの機種を紹介します。

歪み系エフェクターの種類

歪み系エフェクターは大きく分けて3種類あります。それぞれの違いは下記のとおりです。

種類 歪みの強さ サウンドの特徴 おすすめのジャンル 代表的なエファクター
オーバードライブ 弱~中 自然で温かみのある歪み。ピッキングに反応しやすい ブルース、ロック、ポップス BOSS SD-1,Ibanez TS808,
ディストーション 中~強 輪郭がはっきりしていてパワフル。サスティンが長い ハードロック、メタル、パンク ,Pro Co RAT, BOSS DS-1
ファズ 非常に強い 潰れたようなビリビリした音。独特な質感と長いサスティンが特徴。 ガレージロック、サイケデリック、オルタナティブ Electro-Harmonix Big Muff, Fuzz Face

ここではより詳細なエフェクターの特徴を紹介します。

オーバードライブ

オーバードライブは、真空管アンプの自然な歪みを再現するエフェクトです。サウンドに温かみや柔らかさがあり、音の輪郭が保たれているため、ピッキングの強弱でコントロールしやすいのが特徴です。

主にブルースやクラシックロック、ポップスなどに適しており、サウンドを引き立てる補助的な使い方もされます。

>>エレキギターのオーバードライブエフェクター7選!選び方や使い方も紹介!

ディストーション

ディストーションは、オーバードライブよりもさらに強く歪ませたサウンドです。硬質で音の粒立ちもはっきりしていることから、リフやパワーコードにも向いています。

そのため、ハードロックやパンク、ヘヴィメタルなど、攻撃的で重厚なサウンドを求めるジャンルで多用されています。

ファズ

ファズは最も強い歪みをもつサウンドで、音が極端に潰れたようなビリビリとした質感が特徴です。ギターの原音を大胆に変化させ、独特の雰囲気を生み出します。

1960年代に登場してからジミ・ヘンドリックスをはじめ、ロックの名曲を彩るアクセントとして使用されてきました。

歪み系エフェクターの選び方

歪み系のエフェクターを選ぶ際は、ジャンルや音楽のスタイルに合うのかを意識しましょう。使い勝手や予算と機能性のバランスもチェックすると、自分に合ったエフェクターを選びやすくなります。

ジャンルや音楽のスタイルで選ぶ

演奏する音楽ジャンルによって、最適な歪みエフェクトの種類は異なります。たとえば、ブルースやポップスなど、表現力を重視したジャンルでは、ナチュラルで温かみのあるオーバードライブが適しています。

一方、ハードロックやメタルのような激しいサウンドを求める場合には、より深く歪むディストーションが効果的です。また、サイケデリックや個性的な音作りを楽しみたい場合は、ファズの独特な歪みが音の存在感を際立たせてくれます。

ジャンルや表現したい雰囲気に合わせて、適切なエフェクトを選びましょう。

使い勝手で選ぶ

操作のしやすさも重要なポイントです。特に初心者はツマミが多すぎると扱いづらく感じることがあります。最初は直感的に音作りができる3ノブ程度のシンプルなモデルから始めるのがおすすめです。

予算と機能性のバランスで選ぶ

価格も意識したいポイントのひとつです。たとえば、BOSSやMXRのエフェクターは、信頼性が高く、コストパフォーマンスにも優れているため、最初の一台としてもおすすめです。

一方、中級者以上になると、より細かな音作りができるモデルも選択肢に入ってきます。
複数の歪みを切り替えられるエフェクターやより細かな設定ができるモデリング系のエフェクターは、演奏スタイルや音作りにこだわりたい人にぴったりです。

値段だけでエフェクターを選ぶと機能やサウンドに不満を感じやすくなるため、機能性などほかの要素のバランスも考えながら検討しましょう。

おすすめの歪みエフェクター6選

ここではおすすめの歪みエフェクターを種類別に紹介します。初心者が選んでも失敗しにくい定番のモデルを中心に選定しました。

おすすめのオーバードライブエフェクター

オーバードライブエフェクターを選ぶなら、BOSSやIbanezの定番モデルがおすすめです。それぞれの特徴を詳しく紹介します。

BOSS SD-1

BOSS SD-1
引用:BOSS – SD-1 | SUPER OverDrive

BOSS SD-1は、1981年の発売以来、多くのギタリストに愛され続けている定番のオーバードライブペダルです。チューブアンプのような温かみのあるサウンドが特徴で、非対称クリッピング回路によって、ナチュラルなサスティンと豊かな倍音が奏でられます。

レスポンスも優れており、ギターのボリューム操作やピッキングのニュアンスにも反応します。ブースターとしても活用でき、その使い勝手の良さからロックやブルースなど幅広いジャンルに対応できる一台です。

Ibanez TS808

Ibanez TS808
引用:TS808 | TUBE SCREAMER | EFFECTS | PRODUCTS | Ibanez guitars – アイバニーズ

Ibanez TS808は、1979年に登場した伝説的なオーバードライブペダルで、滑らかで中域に特徴のあるトーンが魅力です。

チューブアンプを自然にプッシュするようなサウンドで、クリーンブーストや歪みの補強にも役立ちます。

ブルースやロックとの相性が良く、多くのプロギタリストから愛用される一台です。ウォームでミッドが強調されたトーンは、バンドアンサンブルでも埋もれにくく、繊細なピッキングにも忠実に反応します。今なお高い評価を受ける名機です。

おすすめのディストーションエフェクター

ここではおすすめのディストーションエフェクターを紹介します。RATやDS-1といった定番の名機をピックアップしました。

Pro Co RAT2

Pro Co RAT2
引用:RAT Distortion | RAT2 | モリダイラ楽器

RATは、図太くエッジの効いたサウンドが特徴的なペダルで、1980年代から多くのロックギタリストに愛されてきました。ファズとオーバードライブの中間のような独特の歪みも得意で、激しさと抜けの良さを兼ね備えています。

Filterノブにより高域の調整が可能で、幅広い音作りに対応します。単音でも存在感があり、パンク、グランジ、ハードロックなど多彩なジャンルで活躍できる一台です。個性的なサウンドを求めるプレイヤーにも適しています。

BOSS DS-1

BOSS DS-1
引用:BOSS – DS-1 | Distortion

BOSS DS-1は、1978年に登場したクラシックなディストーションペダルで、鋭く輪郭のあるサウンドが特徴です。

高い解像度とアタック感があり、ロックやパンクなど幅広いジャンルで活躍できます。シンプルな3ノブ構成で直感的に操作でき、初心者からプロまで幅広く愛用される一台です。長年にわたって変わらぬ人気を誇る、BOSSを代表する名機といえます。

おすすめのファズエフェクター

ファズを選ぶなら、Big MuffやFuzz Faceといった定番のモデルをチェックしましょう。それぞれの特徴を紹介します。

Electro-Harmonix Big Muff

Electro-Harmonix Big Muff
BIG MUFFは、Electro-Harmonixによって開発された伝説的ファズペダルで、分厚くサステイン豊かな歪みが特徴です。轟音ながらも滑らかなトーンは、ソロやリフで圧倒的な存在感を発揮します。

グランジやシューゲイザー、ハードロックとの相性が良く、多くの有名ギタリストにも愛用されてきました。シンプルな操作系でありながら多彩な音作りが可能で、個性的かつ力強いサウンドを求めるプレイヤーに最適な一台です。

Fuzz Face

Fuzz Face
引用:JHF1 Jimi Hendrix™ Fuzz Face® – モリダイラ楽器

Fuzz Faceは、1960年代に登場したクラシックなファズペダルで、ジミ・ヘンドリックスが愛用したことでも有名です。シリコントランジスタやゲルマニウムトランジスタによる太く温かみのある歪みが特徴で、ギターのボリューム操作によりクリーンから濃厚なファズサウンドまで滑らかに変化します。

シンプルな2ノブ設計で直感的に操作でき、ビンテージ感あふれるトーンが魅力。ブルースやクラシックロックにぴったりな一台です。

まとめ

歪み系エフェクターは大きく3種類に分けられ、それぞれマッチするジャンルやシーンが異なります。これから歪み系エフェクターを購入するのなら、種類ごとの違いを理解しておくと、自分に合ったエフェクターを見つけやすいでしょう。

また、同じ種類でも機種によってサウンドの印象や扱いやすさなどが異なります。エフェクター選びで失敗しないためにも、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてください。

新しい歪み系エフェクターの購入を考えているなら、古いエフェクターを売却するのがおすすめです。そのまま購入資金に充てられます。

アンコールズでは歪み系エフェクターをはじめ、各種エフェクターやエレキギターを積極的に買い取っています。

宅配買取なので、集荷を利用すればご自宅からでも査定を受けられます。査定料や送料、キャンセル料はかかりません。1点からでもご利用いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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